高い場所から人を見守ること、それがエルダー（長老）造形ですがそれらの中で最も賢明で最も経験が豊富なのが場所と時間を集めたパティナ（古艶）です。エルダーは過ぎ去った過去の痕跡、それは擦り切れて使い古されたしわが寄った肌に象徴されますが、それでも何も隠すことはしません。楽器が放つ擦り切れた音は1969年の懐かしいバラ色の眼鏡ではなくその時代の価値、精神、原則がその核心に組み込まれていることを証明しています。この楽器は長老がその音とともに伝える歴史の一部です；人生の教訓・物事のあり方・変化、60年代の始まりと終わり。少し立ち止まって聞いてみてください...